Y.タクティクスオウガと伝説のオウガバトル

 「伝説のオウガバトル」はPS版をプレイしました。タクティクスの方をプレイした後で。何も考えないでプレイしたらカオスフレームは0・・・。派遣する金は底を尽き、やり直し。

 「伝説のオウガバトル」の最大の目的は、帝国の圧政から虐げられた人々を解放するのでなく、アホな大衆のご機嫌取り(?)・・・・、この一言に尽きるのではと半分本気で思ったりしました。
息をつく暇もなく、永遠に続くかと思われた戦闘の果てにボロボロになりながら占領下の街を開放しても、アラインメント0、カリスマ0、ついでにタロットカード悪けりゃブーイングの嵐!カオスフレームは合っという間にゼロ。 
何もせんとおのれら大衆は文句ばかり言いくさって〜〜〜!! 本気で恐怖政治ひいちゃろかいと思いました。カオスフレーム0の支配者にふさわしく・・・。
いやいや、・・・カオスフレーム・・・カオスフレームは常にフル! わたしは民に人気の勇者様。
解放専門の心正しき麗しのユニットでとってもせこくカードを引く前にセーブ! ブーイングならリセット。このおかげでやり直ししてからは、カオスフレーム下がらずにすみました。

 基本的に面倒くさがりなので、どーせするならGOODENDINGがいいし。
ユニットを編成するのはとても楽しかったです。

 オウガバトルシリーズ(ここではエピソード5と7、外伝は未プレイ、6は別の機会で)に共通した特徴というのは、単純な正義と悪に区別できない、複雑に入り組んだ様々な価値観ではないでしょうか。支配する側とされる側、希望と絶望、人間たち(5は天界の神様たちもいたけど)の思惑を飲み込んで、歴史はただ出来事を記述する。
歴史の裏側に隠された真実は、ただプレイヤーだけが知ってればいいというような・・・。

 第5章で登場した聖騎士ランスロット・ハミルトンは人間の善き心を信じて、再び第7章で登場します。
そして、7章にはもう1人のランスロット、暗黒騎士ランスロット・タルタロスが登場して、支配されることを望む愚かな弱者たちをあざ笑うのでした。光と闇のランスロットが対峙するハイム地下牢。人間の本質を突くとても重い場面でした。そして光のランスロットに用意された未来は、なんともやりきれなくなるものでした。
けれども彼の意思は次の世代が受け継いでいく・・・。

 「君達のような若者が戦わなくてもいい・・そんな世の中を築きたいものだな・・・」
いつの時代にも共通する思い・・・。


 なお、伝説のオウガバトルで気になるあの人は天空の3騎士の1人、フォーゲルです。彼を仲間にして、フォーゲルが「さあ、一緒にたたかおうぜ」とか言ったとたん、カオスフレームがどーんと下がったのですが、彼の素顔がどーしても見たかったわたしはそのまま仲間にしていました。エンディングでてっきり元のお顔(超美形)に戻るものだと勝手に思い込んでいたから。ええ、勝手に。

 ついでに、ミルディン様の故郷、ダルムード砂漠が出てきた時、むきになってキャラ補充しまくったのですが、ミルディン様ついに出てこなかったのも、苦い思い出ですね。

 

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